セカンドカーを購入する前に考えるべきこと


一人暮らしから、結婚して家族ができて、子どもが増えて・・・といった人生の状況が変わっていくと、セカンドカー購入のニーズが高まっていくこともあるでしょう。

とくに一人暮らしの時代、働いて稼いだ給料はほぼ自分の思い通りにしていて、車にもお金をかけていた人は、結婚して、趣味の時間だけでなく家族のために車を使うことも多くなっていきます。当然給料は家に入れなければなりませんから、いままでのように好きに車に使えなくなります。

つまりいままでの生活とはガラっと変化します。

こういった時に車の乗り換えやセカンドカー購入のニーズが高まっていきます。セカンドカーは維持費や燃費が安いものを選んだほうがいいでしょう。

こういった場合、車の乗り換えをしたほうが費用的な面を含めて賢明な判断であることは明白です。

しかしながら人生の貴重な時間を共にしてきた愛車を売りに出すという判断は、なかなかできるものではありませんし、
趣味でパーツや内装にお金をかけていればいるほど愛着があるでしょうから、ますます手放しにくくなるでしょう。

スポーツカータイプや、排気量の大きな車は燃費も悪く、また自動車税も高くつきますから、
家計を圧迫する要因ともなりえます。

こういったマイナス要素がわかっていながら、それでもなおセカンドカーを購入するという判断をするのであれば、
それなりの経済的な裏付けが必要ですし、家族の同意も必要でしょう。

もしもセカンドカーの購入を、自分の私情ありきで行うならば、
2台車を所有するメリットとデメリットをまず考えるべきです。

セカンドカーを購入し、一人暮らし時代の愛車も保有する人の多くは、結局愛車の方に乗らなくなってしまうケースが多くなります。

と言うのも通勤では燃費が高いため、セカンドカーを使い、
週末は家族が利用しやすいセカンドカーの方に乗り…といった状況になるからです。

セカンドカー購入の前に、今まで持っていた車をどう活用するか、また保有することのメリットはあるのかないのかをシッカリ判断しておかないと…バッテリーが上がらないようにたまにエンジンをかけるとか、月に2,3回だけしか乗らなくなるとか言った状況になるのは目に見えていますので、くれぐれもご注意を。


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