試乗をする時のチェックポイント


ディーラーを訪問し新車に試乗させてもらうとき、ただ単に乗り心地を確かめるだけでそれを購入のキメ手としてよいのでしょうか。

オススメしたいのは試乗前にメモ帳にでもいいのでお手製のチェックリストを作っておくことです。
車の選定を試乗してから決めようとされている場合は特に、です。

チェックリストを試乗する車の台数分をコピーするなどして用意しておきましょう。

○△×や5点、3点、1点などの採点方式にすれば、客観的に正当な評価を与えることができますし、家族で車を選ぶならなおさら、後悔しない新車選びをすることができます。

ではチェック項目を挙げておきます。

1.デザイン
写真だけではわからない、実物の質感を評価します。存在感や第一印象が重要ですね。

2.
塗装の質や色は車の見た目の印象を変えます。長く付き合う車なので、デザインは気に入っても色が気にらなかったら途端に色あせて見えてしまうもの。色はしっかりとみましょう。

3.車庫に入れたときのスペース
車幅はもちろん、ドアを開けたときに十分なスペースを確保できるか、実車を見て判断しましょう。

4.乗降
乗り降りのしやすさは小さなお子様や、お年寄りがいらっしゃるお家では特に重要な項目です。

5.座席
長い時間座っていても苦ではないかどうか。長時間のドライブを目的とする方や腰が悪い方は特に重要なチェックポイントですね。またシートアレンジも見ておきましょう。種類や使い勝手をチェックしておきます。
加えて座席を調整した後に身体とハンドルの間に適度なスペースが確保できるか、狭かったり脚が届かなかったら危険です。身長が高すぎる、低すぎる、ふくよかすぎる方はよく見ておきましょう。

6.内装
自分が運転しやすいような内装になっているか。ボタンの配置や使いやすさなど。また収納スペースやドリンクホルダーなどの位置も、重視される方はしっかり見ましょう。

7.トランク
容量と形状をチェック。ゴルフバッグやその他大きな荷物を載せる方は特に需要です。

8.乗り心地
できれば悪路を走行し、乗り心地を見ておきたいですね。

9.騒音
走行時のエンジン音、ロードノイズ、風の音など、不快な音が出ていないかどうかチェック

10.視界
右左折時、後方の視界、ミラーの視覚など。車の構造が前の車と大きく変わる場合はピラーなどの位置で視界が遮られる場合があるので、良くチェックしておきましょう。

11.ドライビング
加速時のクセ、ギアの変わり際がスムーズかどうか、ハンドリングなど。

以上の項目プラス、できれば夜間走行と自宅の車庫に入れてさせてもらう、
この2点をチェックして置きたいところです。

せっかくの試乗の機会を無駄にしないようにしましょう。


 

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